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ミステリー・オブ・ツタンカーメン展(みなとみらい)に行ってきました

 


1月も末となってしまいましたが、本年も何卒宜しくお願い致します。

 

先日、ミステリー・オブ・ツタンカーメン展を見に行ってきました。

その興奮が納まらず、とにかく誰かにお勧めしたい!と思ったのでブログに取り上ることにしました。

会場はみなとみらいの、元アンパンマンミュージアムだったPLOT48です。

 

若いころエジプトの謎…といったようなテレビの特番を見て、その謎とロマンに惹かれ、エジプトを題材にした展示があるとつい見に行ってしまうのですが、今回の展示は何というか…とても前衛的でまさに驚きと興奮が止まらないといった展示でした。

黄金のマスク

ツタンカーメンの墓は、考古学者ハワードカーターが約100年前に発見し、誰もが知っているエジプト古代文明の代表的な存在となりました。

埋葬された少年王ツタンカーメンは謎が多いことから、解明に向けていまだ研究調査がおこなわれています。

そんな歴史的な部分も、もちろん十分に楽しめる展示なのですが、それよりも私が興奮したのは、その展示物のリアルさです。

スーパーレプリカと呼ばれる、世界に3セットしかないレプリカで、「レプリカだ」とわかっているのに、何度も実物と勘違いして「こんなに近くで!保護ガラス、無くていいの!」と驚いてしまうほど精巧なつくりです。

王の椅子

 

チャリオット(戦車)

 

黄金の棺(第三、第二 入れ子構造になっている)

 

会場の構成も展示に引き込まれていくようなものとなっていて、最後の1Fフロアーには棺が安置されていた埋葬室が見事に再現されており、もはや現地に行ったような感覚になりました。

埋葬室

 

およそ3300年も前に、誰も入ることがない暗闇の埋葬室を、金や宝石をふんだんに使ってこれほどまでに美しくしつらえたこと…。それは復活した王が、別の世界でも威厳と力を持てるようにとの思いだったとしたら、「美しさ」は幸せや喜びそのもの、といっても過言ではないのでは…と。そして人間は美意識を生まれながらにもっていて、それが文化や技術を発展させることにつながったのではないかとこの展示会を見て思いました。

 

美しく暮らすこと、それは幸福な事。

今年も皆様の住まいを美しくしつらえるお手伝いをさせていただければと思います。