日本の家具を訪ねて(旭川) ― 50年を超えて愛されるHOCK社(現・CONDE HOUSE)の椅子

こんにちは、高山です。
お盆明けて一週間ですが、早速、次の旅行へ思いを馳せている方もいらっしゃるかと思います。
今日は、旅先での一つの視点にと、家具の六大産地について触れさせていただきます。
家具の六大産地?と言われてもあまり聞き覚えがないかもしれません。
日本によくあるのは三大○○で、かくいう私も六大産地はあまり意識したことはありませんでした。
一般的に、北から旭川市、静岡市、高山市(岐阜)、府中市(広島)、徳島市、大川市(福岡)と言われています。
なるほど。
と言うのは、私たちがお預かりする家具は、これらの産地のものがとても多いからです。
徳島市の冨士ファニチュア、
静岡市の起立木工はテーブルを多くやらせていただいてます。
飛騨高山には数多くのメーカーがあり(飛騨産業、シラカワ、柏木工、日進木工など)、
広島を代表するメーカーはマルニですよね。
また、以前福岡に行った際、「今日から大川家具のセールだよ」と言われたことがあり、
その何気ない会話が、実はその土地に根ざした文化的な話だったことに後々気付かされたりします。
関東や東京でいうところの、益子の陶器市、はたまた世田谷のボロ市のような、
「そろそろだね」と好事家たちが待ち侘びている様子をよく覚えています。
今回、六大家具の中では最北である旭川の家具をご紹介します。
冒頭の写真になりますが、HOCK社の椅子で、現・CONDE HOUSE(カンディハウス)の前身のブランドとなります。
HOCK名義では、1960年代後半から1980年あたりまで製作されていました。

お客様が購入されたのも50年近く前とのことでした。
シールもちゃんと残っており、社名の下にはASAHIKAWA JAPANと記されています。


かわいらしいフォルムが印象的です。
丸テーブルやラウンドテーブルにとてもよくフィットするデザインですね。
50年近く経っても、木部はしっかりしております。グラつきもありませんでした。
今回のタイミングではレザーの張替えをせず、木部のクリーニングを時間をかけて徹底的に施しました。
作りの確かさや、そのデザインに直に触れることができ、六大家具産地の所以を知るとてもいい機会になりました。
ティーズリビングは、横浜、川崎、東京都下、また葉山・逗子・横須賀・鎌倉・湘南エリアを中心に、個人・法人問わず、椅子の張り替えやテーブルの天板塗装はもちろんのこと、店舗内装、住宅にまつわることなど様々な形でお手伝いをさせていただいております。













