ダイニングテーブルの天板塗装 【葉山のお客様】 葉山町制100周年
2024/12/20
こんにちは。高山です。
すっかり年の瀬ではございますが、来年はいよいよ葉山町制100周年を迎えます。
100年と言われてもなかなかピンとこないものですが、時を同じくして、民藝という言葉が生まれて来年で100年だったりします。
民藝というものの成り立ちが、近代化への矛盾に対して、都市と郷土という概念の成立に端を発してるものですから、今現在の価値観ともリンクしていて、いかに新しかったのかを知ります。
平成の大合併や、昨今の大阪の都構想もそうですが、常に移ろいゆく中での100年という重みを感じ取ることができます。
今回は、葉山町のお客様よりテーブルの天板塗装のご依頼を受けました。
私がテーブルを購入した時のことですが、店員さんに「10年、20年、いや、本来100年レベルで使い続けられるものです」と言われたこと思い出しました。
値上げのニュースの多分に漏れず、無垢材の原材料も高騰している昨今です。今後数十年のうちに、無垢の家具なんて手に入らない!という時代がきても何ら不思議ではありませんね。
テーブルの天板塗装には多くの工程がございます。
研磨に始まり、脱脂や下地塗装、着色、塗膜だけでも下塗り、中塗り、上塗りなどなど、手間が惜しみなくかかっています。
今回お預かりしたお客様のテーブルは30年近く使われているとのことでした。経年の傷はついておりますが、立派な無垢のテーブルです。ツヤは5分艶で仕上げております。
こうして新たな息吹をもたらせられる場に立ち会えることはとても嬉しいことです。
ティーズリビングでは個人・法人問わず、椅子の張り替えやテーブルの天板塗装はもちろんのこと、店舗内装、住宅にまつわることなど様々な形でお手伝いをさせていただきます。ご気軽にご相談くださいませ!