テーブルの天板塗装 【平塚・湘南地区のお客様】 トチノキの一枚板
2024/12/24
こんにちは。高山です。
冬の不調に挙げられますのが、物忘れ、足腰が弱くなる、耳鳴り、白髪や抜け毛、いくら寝ても眠い、むくみ、息切れ、呼吸困難、やる気や自信がなくなる、などがあるそうです。。。
当てはまるものありましたか?
漢方では、秋のケアは「肺」でしたが、冬は「腎」となります。生命活動を維持する腎精を備えており、また、骨を作るなどの働きがあります。
食養生としましては、黒い食材が腎の働きを助けると言われています。黒豆、黒米、黒糖、黒キクラゲ、海藻など、わりと地味目のラインナップですが、山芋や納豆などのネバネバ食品や辛味(生姜、ネギ、ニンニク、シナモン等)、元気を補うものとして、羊肉、牛肉、エビ、スッポン、うなぎなども良いそうです。
さて、突き板のテーブルに続きまして、今回は平塚のお客様より御用命をいただきました、無垢(一枚板)の天板塗装のご報告です。
無垢は、
①一枚板
②集成材 に分けられますが、
今回はトチノキの一枚板になります。
仕上げ後の写真となります。
まさに一点ものと呼ぶにふさわしい、一枚板の魅力が存分に詰まっています。
トチノキは、写真の通り、豊かな色合いと杢(モク : 模様のこと)が魅力的です。
その色合いも、赤、金、白とあり、杢と相まってつい見惚れてしまいます。
無垢の場合、反りや割れが生じやすい面があるので、しっかり乾燥させた質を安定させたものを購入したいです。
手が掛かると言えばそうなりますが、洋服で言えば天然繊維のようなもので、使うほどに味わい深くなるのが魅力です。
幅の部分は元の木の太さに比例するので、理想的なサイズを手に入れるのも一苦労(楽しみのひとつ)ですよね。
今回は横幅が2m20cmほどで、ダイニングテーブルとしてはかなり立派なサイズです。
お客様も全国いろいろと探されたそうです。
再塗装前はこのような状態でした。
テープ跡や打痕があります。購入時の仕上げはラッカーかと思います。
ここから、研磨→脱脂→下地塗装→着色→塗膜をしていきます。
今回は購入時の質感よりも艶を出したいというリクエストをいただきましたので、ウレタン塗装の7分艶で仕上げています。
木製のテーブルを購入される際は、無垢か突き板の選択と共に、塗装の仕上げ方も気にしてみるのもいいかもしれません。
(1)ウレタン
(2)ラッカー
(3)オイル仕上げ(オイルフィニッシュ)
テーブルの天板塗装ですと、大きく分けるとこの3つになります。親切なお店では、塗装の仕上げが記載されていますのでチェックしてみて下さい。
それぞれに長所・短所があるものです。ウレタンは高級感があり、他の仕上げに比べると表面の強度があり耐水性もありますが、木肌の風合いを感じることができるのはオイルフィニッシュの方に軍配が上がるように、用途や味わい方によって異なります。
日の当たり方で色合いの印象が違いますが、仕上げ後の写真2枚になります。
トチノキ特有の縮み杢が美しいです。ウレタン塗装が杢を際立たせていますね。
木の種類で杢の特徴も変わります。今後も紹介していきますね。
ティーズリビングは、横浜、川崎、東京都下、また葉山・逗子・横須賀・鎌倉・湘南エリアを中心に、個人・法人問わず、椅子の張り替えやテーブルの天板塗装はもちろんのこと、店舗内装、住宅にまつわることなど様々な形でお手伝いをさせていただいております。
ご気軽にご相談くださいませ。