ラウンジチェア

ペーパーコードの手編み&フレーム塗装

椅子について

チャールズ・イームズ(1907-1978)は妻のレイ・イームズ(1912-1988)と共に、積層合板、ワイヤー、FRP(繊維強化プラスチック)といった、当時としては画期的だった様々な素材を用いて、斬新な家具を数多くデザインした、アメリカ人デザイナーであり建築家。 その他にも、写真家や映像作家、グラフィックデザイナーとしての一面もあり、1960~70年代のモダンデザインのパイオニアとして活躍。現在も美術館などで企画展が催されるなど、変わらぬ人気を博しています。 「670番」として知られるこのラウンジチェアは、言わずと知れたセンチュリーデザインの象徴的な存在。ニューヨーク近代美術館(MoMA)などにも収蔵されています。 1956年にこの椅子をデザインする際、チャールズ・イームズは、「使い込まれた一塁手のミットのように座る人を温かく包み込む感じにしたい」と語ったそうです。 その優雅な外観と極上の座り心地から、多くのセレブが愛用するのも頷けますね。

修理内容 vol.1

経年でひび割れてしまった本革をファブリックに張替えて、大胆にイメージチェンジ。 柔らかな風合いのパープルのファブリックは、外見がソフトなだけでなく、触り心地もさらりとして気持ちのいいツイード調。肘のブラックの本革がアクセントになっています。 背面のウッドの部分はクリーニングし、汚れもすっきりと。もちろん内部のウレタンも形成し直して、座り心地も改善しました。

修理内容 vol.2

40年以上前に購入のお客様で内部が全て羽毛でした。 今回はウレタンに変更し、本革で張替えをしました。またオットマンの座面が回転しないとのことで お困りでしたが、1950年以降のオットマンは座面が回らない設計になっているとのことで、ご納得頂きました。 木部はオイルを塗り直しました。

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